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蔵王山に噴火の兆候?火山性微動と御釜湖の白濁を確認、それは一体何を意味するのか? [ニュース]

未だに救出活動が続き、多数の死者を出している御嶽山の噴火以来、気象庁や世論の関心は急激に火山活動に集まっている。
そして昨日、蔵王山で火山性微動と火山湖における白濁が確認された。
これは一体何を意味するのだろうか?
火山性微動はマグマの移動


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御嶽山でも多数の火山性微動が確認されているが、これは所謂火山性地震の事で、地震である。
一般に言う地震は、プレートそのものが大きく歪んだり動いたりすることで起きるが、火山性地震は一般的にマグマの移動によって起こる。

常に多かれ少なかれ、マグマは常に動いているのだが、噴火の直前はそれによる地震が急激に増える。
地震があったというだけで、マグマが地表に近づいているとは言い切れないが、地表に近づいている場合には、先日のような水蒸気爆発が起こったり、マグマが噴出したり、場合によっては小さなガスの噴出で済んだりする。

どちらにせよ、地表から何かが出てくる可能性が高い兆候といえるのだ。

御釜湖の白濁、既にガスの噴出が起きている


火山湖である御釜湖が一部白濁しているのが発見されているが、火山湖とは要は噴火口の事だ。
つまり、火山湖における白濁とは、火口から何か出てきたということになる。
火口に水が溜まってできる火山湖だが、水が貯まる前には火山灰などが溜まっており、火口から物が噴出する場合は御嶽山の噴火の様に大半が火山灰だ。
つまり、既に火山灰の噴出が小規模ながらも一部で始まっているということになる。

危険性はないのか?


今回の御嶽山の噴火が見過ごされた様に、火山性微動や火山湖の白濁は結構頻繁に起こっている。
しかし、今回のような水蒸気爆発が起こるケースは稀で、おそらくは大規模な噴火は発生しないと思われるが、万が一に備えて特に理由がなければ登山を中止するのが吉だろう。

気象庁としては、噴火の前兆現象の基準がはっきりしてない現状ではむやみに勧告を出すことが出来ない。
火山噴火や地震の予測が完全には出来ない以上、個人の判断で身を守るしか無いのだ。


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