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巨人沢村拓一、遂に完全復活?課題は山積み、リズムと制球は相変わらず [スポーツ]

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肩の違和感からの復帰


今年に入ってから沢村が全く登板していないことに不安を抱いたファンは多いかもしれないが、今年の頭。沢村が右肩の違和感を訴えて、二軍で治療に専念していた。

そして、6月に入り調子が戻り始め、6月後半の登板では今まで通りの活躍を示した。

遂に今日、7月6日に一軍登板。

8回を1失点に抑える好投。
完全復活の声も多く、巨人の投手陣が更に強化されたと喜ぶファンは多い。

しかし、沢村が復活したとは言っても、基本的には「前と変わらない」投手。

沢村は昨季の防御率は2点台で、そこだけ見ると優秀な投手だ。

ところが勝率は5割を切っている。

巨人のチームとしての勝率は6割近いため、これはおかしな数字と言える。

他の投手の防御率がもっと低いということはない。

巨人の先発投手陣の中でもトップクラスの防御率で、
リーグで見ても十分に好成績と言える。

しかし、問題は別にある。

沢村が投げると打撃陣が打てなくなるということだ。

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試合作りの下手さ


野球というのは他のスポーツに比べて、メンタルが大きく結果に影響するスポーツと言われる。

ボールを投げるタイミングが0.01秒もずれれば暴投になり。
バットにボールが当たる位置が1mmずれれば凡打になる。

なんだか運で勝負が決まるスポーツに思えてくるかもしれないが、野球選手たちはその世界で生きている。そんな世界では、ちょっとした精神面の変化で全てが変わってしまうのだ。

何が言いたいかというと、投手には相手打者を抑えるだけではなくて、ゲームメイクの能力も求められると言うこと。


一回を無失点に抑えても、フォアボールと三振だけで回が終わってしまったと考えてみて欲しい。

試合に参加しているのは投手と捕手だけである。

他の野手は、ずっと立っているだけでボールに触れずに回を終える。
もし、全部三振であれば話は違う。投手が頑張っているのだからと、野手も奮起するだろう。

しかし、フォアボールでランナーを出しピンチを招き、三振で一人でピンチを切り抜けてしまった場合などは、野手が試合に参加していると言う感覚が希薄になり、次の回の攻撃で上手く結果につながらない事が多い。

また、沢村の場合によく言われるのが投球リズムの悪さ。

野手は常に試合では投手のペースに合わせてメンタルをコントロールする。
ピッチャーが投げ終わるとリラックスし、投げる直前に緊張状態に入る。

これが不安定であったりやたら長かったりすると、野手のストレスになる。

しかも、制球が悪いため、あと一人という所でフォアボールがでたりすることで、敵の攻撃がスムーズに終わらないということも多い。

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復活するだけでは足りない



制球の悪さとリズムの悪さ、これが野手のストレスになって打撃陣が調子を出せない。

これは復活後も変わらず仕舞い。

実際、8回1失点で勝てたとは言っても、
安打は僅かに5安打で、相手チームより少ない。

相手の投手が好投したとも言えるものの、平均得点が4点近くある巨人で1失点に抑えながらも辛勝ではキツイ。

沢村が抜けた穴や内海の調子が上がらない穴に大竹寛が入った事で、巨人の投手陣は盤石になっている。

復活した沢村が活躍する機会はあるのだろうか?

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