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水増しは日常茶飯事?ノバルティスファーマの論文捏造は氷山の一角! [ニュース]

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薬品の効果の水増し、試験結果の改ざんは当たり前?


ディオバンと呼ばれる降圧剤バルサルタンを、京都府立医大などの有名大学の論文で効果があるとして宣伝したきたノバルティスファーマは窮地に陥っている。

薬品・薬物の効果の是非については、
製薬会社内部で度重なる試験や研究を重ねた後、大学などの第三者機関によって効果の裏付けが行われる事が多い。

なぜなら、作った組織や直接利益を得られる人間が、
その薬には効果があると言った所で誰も信じないからだ。

そもそも、薬などというものは効果が見えにくく、
本当に効果があるのか疑わしい薬が世間には多数出回っている。

薬の良し悪しを選ぶ上で、利害関係の無い知識と智慧のある第三者の検証結果と言うのは非常に重要になってくる。

そこで、ノバルティスファーマは、第三者期間である大学の試験に製薬会社の社員である白橋伸雄容疑者が参加して論文を捏造。
薬には効果があるという偽りの論文を作らせたのではないかという疑惑だった。

実際に「捏造」したとまで言えるかどうかは定かではないが、少なくとも参加していたのは事実のようだ。
そもそも、本来はそれすらもあってはなら無い。全く関与してはいけないのだ。

ちょっとした助言や方針に口を出せば、製薬会社が有利なように論文に影響がでてしまう。

最終的には、ノバルティスファーマは対応が不適切であると謝罪したが、
こんなものは氷山の一角である。


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研究員への心遣いは当たり前


本来であれば、この薬を検証してくれと依頼したら、そのまま結果をが出るのを何もしないで待つべきだ。でなければ、結果の公平性が失われてしまう。

ところが、試験を依頼した製薬会社が研究チームや担当者まで見つけ出し、直接賄賂に近い物を渡すと言う事は現実に起こっている。

あからさまにお金を渡すケースはそこまで多くないだろうが、菓子折りの一つや二つは普通に送られる。

これを賄賂というかは微妙だが、ちょっとした心遣いと言うところだ。

試験を担当する研究員の心象を良くして、薬品の結果に手心を加えてもらおうと言う試みは珍しいことではない。それに、どこからが完全にアウトかも線引が難しい。

露骨にお金でも渡してくれれば良いが、
少し世間話をしたり、食事を奢ったりする事が明確に試験への関与といえるかどうかは正直微妙だ。

日本に限ったことではないが、何事も人と人とが相手だからと、
商談よりも接待のほうが多い会社などというのは現実に存在する。

人と人とが取引をする限り、こう言った不正・不公平な習慣というのはきっと無くならないだろう。



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