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グーグルの検索結果は表現の自由に当たるのだろうか? [ニュース]

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グーグルに個人情報へのリンク削除義務--EU司法裁が「忘れられる権利」認める

人には忘れられる権利があるため、グーグルの検索結果に個人情報が残り続けるのは、プライバシー保護の観点から宜しくないという判決が、EU司法裁から下された。

忘れられる権利というのは、その名の通り、人の記憶から消える権利ということだ。

なんじゃそらという感じだが、冤罪でインデックス化された名前が残り続けるのはよろしく無いというのが事の発端らしい。

これって、逆に犯罪者にも同様の権利があるのだろうか?
刑罰と言う意味で、その権利を剥奪されるというのはありかもしれない。

この判決で実際に消えることになるのは、特定のリンクとインデックスだけだが、インターネットにおいてはそれが道路にも等しい。
ネットワークのインフラともよべるグーグルにとっては致命的だ。

グーグルとしては、インデックスやリンクの情報元が消えれば、繋がりを作る情報は消えるので問題ないと主張していた。

要は、文句があるなら掲載元に言えという事だ。

さらに、Google内の表現の自由に関係する部門の責任者が、これは検閲であると主張している。

仮に、これが検閲であるならば、何が侵害されるのか?

検閲で侵害されることが多いのは、情報・通信の秘密や表現の自由に関する権利だ。

これは後者だろう。
対応した人の部署が良い例だ。


つまり、この問いとしてはこうなる。

「検索は自由であるべきなのか?」
「検索結果は表現なのか?」

私個人の意見としては、イエスだ。


というか、検索結果を表現だと考えてみると世の中が面白くなってくるような気がする。

グーグルは、パーソナルアシスタントを目指しているらしい。
「検索クエリ」はアシスタントへの「問い」であり、「検索結果」は「答え」なわけだ。

これはつまり対話とも言えるかもしれない。

対話を重ねれば物語も生まれるし、対話から詩が生まれることもある。

おや、こう考えると表現の一種のように思える。

そう考えるとGoogleやYahoo!、Bingでの検索もまた少し変わって見える・・・・かも?







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