小保方氏がノートを公開したのは良いけども

「小保方氏実験ノートを一部公開」

と、あらゆるメディアで議論されています。

まあ、どのメディアの記事でも書いてあることですが、
これが結局残念なことになっているんです。

「陽性かくにん！　よかった」
とか、ちょっとしたメモ程度の情報しか載って無くて、証拠能力が皆無。

それだけなら良かったのだけれど、内容が本当に「メモ」でしかなくて、
「実験ノート」とは程遠いんです。

実験ノートと言うのは、本来実験の過程、手順、結果などなど第三者が見ても分かるように記載するもの。チラシの裏やプリントの裏に書く様なメモとは違います。

数学で言えば、解法を書く解答用紙であり、この計算に使う公式なども記載されていて然るべき所。
筆算をするための計算用紙とは違います。
それがごっちゃになって解答用紙に書いてあって、答えが合ってますと言っても、採点者が◯をくれるとは限りません。

というか、仮に答えが合っていたとしても、一体どんな教育を受けてきたんだろうと訝しむレベルかも知れません。
名門高校の高校生であれば、綺麗な解答用紙が出来上がると思いますが、
三流高校の高校生でとかだと、汚い解答用紙になりますよね。

別に高校生なら良いのですが、仮にも名門中の名門である学問の道に進んだ科学者なわけですから、
如何に内容が正しくても、そう言うところでお里が知れてしまうと言う部分はやっぱりあります。

汚いノートを見せられれば、
「ああ、やっぱりこういう人なんだな。論文に載せる画像とか適当に選んじゃう人なんだな」

っていう感想になってしまっても仕方ないのかもしれません。

実際、アレをみた他の科学者の反応とかはそう言うものが殆どみたいです。
2chとかで今まで小保方氏を信じていた人でも、「自信なくなってきた」みたいなコメントもありました。


なんというか、ノートを見せたくなかったのは、未公開の研究内容が云々というより、
単に「落書き状態で恥ずかしいから」だったんでしょうね。

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