ポリ鬼ごっこは犯罪行為！いたずらでは済まず、公務執行妨害などの重い前科も

警察官に卵を投げつけたり、交番に自転車を放り込んだり、嘘の通報で警官を呼び出して逃げまわる「ポリ鬼ごっこ（ポリご）」と言う遊び（犯罪）が子供達の間で広まりつつある。

これはれっきとした犯罪で、公務執行妨害となり、最悪前科が付く可能性がある。
ただのイタズラのつもりで「公務執行妨害」なんて前科が付いたら、今後一生大きな重荷になるだろう。

一体、ポリ鬼ごっことは何なのか？　社会的にはどんな扱いを受けるのだろうか？

イタズラの延長で生まれたポリ鬼

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ポリ鬼ごっこには、多彩な種類があるが基本的にやることは一つ。
「警察官を挑発する」遊びで、警官の目の前で犯罪行為に類する行動を行うことでスリルを味わいます。

警察官も暇ではないので、ちょっと口頭で馬鹿にしたくらいで全力で追いかけてくる事はありません。
（職務質問くらいは受けるでしょう）

本格的に「鬼ごっこ」したい子供達は、かなり過激な挑発行為を行います。

典型的な例からいくつか挙げていきます。

①「偽の通報をして警官をおびき出し、犯人や関係者を装った言動をして逃走する」
「強盗に襲われているので助けて欲しい」と通報
→やってきた警官を「こっちだ！マヌケ！」と挑発して逃げる。

②「誰もいない交番やパトカーを破壊、荒らす」
巡回中で無人の交番にゴミを放り込んだり、モノを盗む。
→警官が来る前に逃げるか、警官が来たのを見計らって逃走する。

③「警察官に向かってモノを投げつける」
警官のいる交番やパトカーに対して自転車や石などを投げつける。
→追いかけてくる警官から逃走する。

ちなみに、どの行為もれっきとした犯罪行為になります。

ポリ鬼ごっこで捕まったらどうなるのか？

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過去にも幾つか警察官に対する挑発行為は行われていました。

軽度の犯罪で、初犯であれば実刑にはなりまませんが、度が過ぎれば実刑となります。

例えば、

①の「嘘の通報」は、
虚偽申告や偽計威力業務妨害に当たる犯罪行為で、公的機関に対して嘘の申告をした罪や嘘の申告によって、公的機関の業務を意図的に妨害したと言う罪が適応されます。

②の「交番やパトカー荒らし」は、
器物損壊や不法投棄、公務執行妨害の可能性もあり、モノを盗めば当然窃盗です。

③の「警官に直接モノを投げつける」のも、
公務執行妨害にあたり、最大三年の実刑判決が下ります。

不法投棄や器物損壊であれば、もしかしたら不注意や事故で付くこともあるかもしれません。
しかし、偽計威力業務妨害や公務執行妨害は故意に行わなければつかない罪であり、社会的に見てもかなり反社会的な行動を取ったとみられる事は間違いありません。

今後の人生を左右する結果になることもあるので、出来心では済みませんね。


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タグ：子供 遊び ポリ鬼ごっこ 警察