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最新の研究で「Call of Duty」で頭が良くなると判明!ゲーム脳とは何だったのか? [ニュース]

ゲームをすると馬鹿になる。ゲームをすると集中力が落ちる。ゲームをするとキレやすくなる。
などなど、森昭雄が時節を語って有名になった「ゲーム脳の恐怖」から12年。
米国の最新の研究では、ゲームをやることを学習能力が向上する可能性があることが分かった。

ゲーム脳は疑似科学だった


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実は、ゲーム脳が話題になって数年後には数々の科学者によって森教授の学説は否定され、既に疑似科学として扱われている。
測定方法に偏りがあったり、一部の測定結果を取り上げて関わりのあるとも思えない説に結びつけたり、決して科学的な内容とは言えないものだったのだ。

そもそも、ゲーム脳と言うのは、ゲームを長時間プレイする事が原因で学習能力・思考力が低下し、記憶力や感情の起伏にも悪影響が出るというものだった。
さらに、後天的自閉症が存在しないにも関わらず、自閉症をゲーム脳と関連付ける説も見受けられた。

これに関連付けられて研究が進み、ゲームによって使う脳の領域が全く違うことまでが分かっていた。

今回の学説はその続報とも言える内容になる。

FPSで学習能力が向上した


FPSと言うのは、ファーストパーソン・シューティングの略で、古いゲームでは007ゴールデンアイなどが有名で、最近のゲームでは「Call of Duty」シリーズなどがFPSの代表作として上げられている。

今回の実験では、「The Sim 2」(日常生活を模倣した平和的なシュミレーションゲーム)と「Call of Duty」が比較対象となった。
その結果、FPSゲームをプレイした被験者の方が顕著に学習能力が向上していたと言う。

FPSゲームの特徴はプレイヤーが主人公の視点でモノを見て、敵を見つけ銃で倒すと言うところにある。
この手のシューティングゲームは枚挙に暇が無いが、他のゲームに比べると遥かに高い集中力が求められる。

敵がどこから出てきて、どんな武器を持っていて、自分はどうするべきなのかを瞬時に判断し行動する。
沢山の情報が入り乱れる画面から多角的に情報を得て、最適な決断を短時間で得ると言う作業は脳の働きを活性化させるようです。

シュミレーションはダメ?


今回は「The Sim」シリーズのような平和で特に何もないシュミレーションが選ばれましたが、自動車の運転シュミレーションや飛行機の運転シュミレーションゲームを改良し、実際の運転技術の習得訓練などに使われている事からみてもシュミレーションが悪いということではないでしょう。

そもそも、シュミレーションと一括りにしてしまうのもかなり乱暴な話です。
何をシュミレートするかによって、その人の脳の使い方は大きく異なってくるでしょう。

とは言え、ゲームは当然諸刃の剣です。
学習能力が向上しても、向上した学習能力を使えるようにならなければ意味がありません。

ゲーム画面の前に長時間座る集中力を、机の前に座って勉強する集中力に活かせるようになって初めて役に立つのですね。

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タグ:ゲーム 学習
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