ウィメノミクスで何をする?アベノミクスで経済の次は女性社会の活性化! [ニュース]
安倍総理が、女性の社会進出を進めるために新たな政策を推し進めるようだ。
女性の立場が軽視される日本
東京都議会が、塩村文夏に対するセクハラヤジ問題で揺れてから半月が経った。
既に日本が女性の社会進出の面に置いて後進国であると世界的に喧伝され、女性の社会進出促進は既に東京都だけの問題ではなくなりつつある。
そして、会社や公務員における女性登用を推し進めようと新法作成にも乗り出した安部総理が、遂にアベノミクスに継ぐ新たな政策を打ち出すことを宣言した。
その名も、ウィメノミクス!
女性を表す、Women(複数形の発音は「ウィーメン」のように聞こえる)を掛けあわせたのだろうが・・・とりあえず、安部総理はかなり勢いに乗っているようだ。
先日の国際ビジネス女性会議での演説で宣言したものだが、ちょっと発音がしにくい。
もう、ウメノミクスとかで良いような気もする。
そうなると梅の付く議員の政策のように思われてしまうかもしれないが・・・
何はともあれ、女性参画社会を改めて推し進めようという試みは素晴らしい。
しかし・・・解決しなければいけない問題は非常に多い。
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女性の社会進出が進まないワケ
女性の社会進出を妨げている原因は色々ある。
もちろん、男性側の文化的・精神的な側面もあるのだが、実務的な側面が最も大きい。
女性の進出が遅れている業界や推進に反対する人々の多くが必ずと言って良いほど口にするのが、
「寿退職や育児休暇を考えるとコストパフォーマンスが悪い」
ということだ。
仮に、それが単なる建前で、「女性が働けるわけがない」「能力が低い」「生意気だ」と言う偏見を押し隠すものだったとしても、急な退職や育児のための休暇や早退などが、確かに企業側が登用を妨げるリスクとして存在してしまうのは否定出来ない。
こないだ韓国が数百億の予算を費やして育て上げた女性宇宙飛行士が、何と「寿退職」してしまった。
その宇宙飛行士は、「ずっと宇宙飛行士でいられるわけじゃない」と言うコメントを残しているが、こういう実例は確かに企業側にとっては恐ろしい可能性になってしまう。
基本的には「法律」によって、育児休暇や女性の参画を促進するような制度を作る方向で動いていくようだが、それでは根本的な解決には決してなら無い。
男性の意識改革や女性側の意識改革と言う部分も確かに大切ではあるが、女性が「働けない、働かない理由」を潰していかない限りは女性の社会進出は進まない。
働けない、働かない理由
働けない理由として最も多いのが育児だ。
昔は家事なども一因になっていたが、技術の発達によって家事は非常に容易になっている。
趣味でもない限り、料理・掃除・洗濯に時間をかけなければいけない理由は見つからない。
しかし、育児は技術でどうにかなる問題ではない。
子供は人が育てる。これは何年経っても変わらない。
ところが、託児所や保育園の数が足りないとか、お金が掛かるとか・・・少子化問題が謳われる割にはちっとも問題解決が進まない。
いつまでたっても、育児には時間とコストが掛かると言う「働けない理由」が無くならないのだ。
時間がかかる以上休暇は必要で、残業も出来ない。残業が多いと言う問題も働きにくさに拍車を掛ける。
企業としては、育児休暇や寿退職を防ぎたい。しかし、防げない。
女性側も時間が必要で、働いている時間が無い。
これでは女性の社会進出は進まない。
これは女性だけに言えたことではないが、仕事に好意的な印象を抱かない人も増えてきている。
技術の発達で随分と負担の減った家事だけをして暮らしている「主婦」に憧れる女性が多いと言うのは、非常に残念なことではある。
女性が働きたくなる様な社会づくりというのが、本当に必要な政策なのではないだろうか?
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その名も、ウィメノミクス!
女性を表す、Women(複数形の発音は「ウィーメン」のように聞こえる)を掛けあわせたのだろうが・・・とりあえず、安部総理はかなり勢いに乗っているようだ。
先日の国際ビジネス女性会議での演説で宣言したものだが、ちょっと発音がしにくい。
もう、ウメノミクスとかで良いような気もする。
そうなると梅の付く議員の政策のように思われてしまうかもしれないが・・・
何はともあれ、女性参画社会を改めて推し進めようという試みは素晴らしい。
しかし・・・解決しなければいけない問題は非常に多い。
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女性の社会進出を妨げている原因は色々ある。
もちろん、男性側の文化的・精神的な側面もあるのだが、実務的な側面が最も大きい。
女性の進出が遅れている業界や推進に反対する人々の多くが必ずと言って良いほど口にするのが、
「寿退職や育児休暇を考えるとコストパフォーマンスが悪い」
ということだ。
仮に、それが単なる建前で、「女性が働けるわけがない」「能力が低い」「生意気だ」と言う偏見を押し隠すものだったとしても、急な退職や育児のための休暇や早退などが、確かに企業側が登用を妨げるリスクとして存在してしまうのは否定出来ない。
こないだ韓国が数百億の予算を費やして育て上げた女性宇宙飛行士が、何と「寿退職」してしまった。
その宇宙飛行士は、「ずっと宇宙飛行士でいられるわけじゃない」と言うコメントを残しているが、こういう実例は確かに企業側にとっては恐ろしい可能性になってしまう。
基本的には「法律」によって、育児休暇や女性の参画を促進するような制度を作る方向で動いていくようだが、それでは根本的な解決には決してなら無い。
男性の意識改革や女性側の意識改革と言う部分も確かに大切ではあるが、女性が「働けない、働かない理由」を潰していかない限りは女性の社会進出は進まない。
働けない、働かない理由
働けない理由として最も多いのが育児だ。
昔は家事なども一因になっていたが、技術の発達によって家事は非常に容易になっている。
趣味でもない限り、料理・掃除・洗濯に時間をかけなければいけない理由は見つからない。
しかし、育児は技術でどうにかなる問題ではない。
子供は人が育てる。これは何年経っても変わらない。
ところが、託児所や保育園の数が足りないとか、お金が掛かるとか・・・少子化問題が謳われる割にはちっとも問題解決が進まない。
いつまでたっても、育児には時間とコストが掛かると言う「働けない理由」が無くならないのだ。
時間がかかる以上休暇は必要で、残業も出来ない。残業が多いと言う問題も働きにくさに拍車を掛ける。
企業としては、育児休暇や寿退職を防ぎたい。しかし、防げない。
女性側も時間が必要で、働いている時間が無い。
これでは女性の社会進出は進まない。
これは女性だけに言えたことではないが、仕事に好意的な印象を抱かない人も増えてきている。
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