田中将大、右肘靭帯部分断裂!日本シリーズが原因?トミー・ジョン手術の可能性も、復帰はいつに? [スポーツ]
部分靭帯断裂
マー君の呼び名で親しまれてきたヤンキースの田中将大が、右肘の靱帯部分断裂で先日から故障者リスト入りをしていたが、どうやら靱帯の部分断裂が発覚したらしい。
リーグトップクラスの防御率とヤンキースでも随一の勝利数を誇り、ヤンキースの優勝をけん引するであろうと絶大な期待を寄せられていた矢先の出来事。
ヤンキースファンの失望は計り知れない。
今まで全くそう言った気配が無かった為に、余計に周囲は驚いているようだ。
右肘の靱帯断裂と言うのは野球選手には非常に多い故障であり、昔は選手生命の終わりを意味していた故障であった。しかし、トミー・ジョン手術と呼ばれる移植手術の普及により、最悪でも手術を受ければ回復できるまでになっている。
田中の場合は早期発見が功を奏し、最短6週間で治療が可能なレベルということだ。
日本最速を誇る由規の関節唇損傷と比べれば、治療は容易で回復も確実だ。
早ければ8月末には復活しているかもしれない。
しかし、もし治りが遅かったり、思いの他重症だった場合にはどうなるのだろうか?
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トミー・ジョン手術
野球選手の肘の故障といえば、今まで一番の引退の原因となっていた。
それがトミー・ジョン手術の技術が発達してきた事により、それほど重大なものではなくなってきた。
実のところ、有名選手の多くがこの手術の経験がある。
例えば、
松坂大輔、田澤純一、和田毅、館山昌平、吉見一起、藤井秀悟、桑田真澄など、数え出したらキリがない程だ。
毎年数十人のプロ野球選手がこの手術を受けている。
知っての通り、皆手術後も球界で活躍している選手ばかりだ。
館山投手に至っては、三度も手術を受けながら未だ現役を続けている。
しかし、足の靭帯を切除して肘に移植する手術は、当然ながら長いリハビリが必要となる。
治療と回復に半年、リハビリに半年から一年必要と言うこの手術。
もし田中が手術を受けるとなれば、復帰は再来年になる可能性が高い。
7年で150億の契約を田中との間にしたヤンキースとしては、30億近い損失だ。
お金の話が重要ではないにしろ、手術を受けずに済むのであればそれに越したことはない。
原因は移籍?それとも去年の日本シリーズ?
肘に負担のかかりやすい変化球投手に多いこの故障だが、メジャーリーグで田中は日本にいる時より変化球を多投する様になっていた。
もしかすると、それが原因なのかもしれないが、メジャーでは徹底した投球管理が行われ、日本にいる時と比べればそこまで肘に負担はかからなかったようにも思える。
もう一つ気になるのは、去年の日本シリーズだ。
覚えている人もいるかもしれないが、第6戦に田中は登板し、160球を投げてシーズン初の敗北を喫した。
勝てば優勝の試合を田中の敗北で落とした事実は、重く田中にのしかかり、翌日の最終戦。
何と最終回に登板すると言う大胆な行動にでた。
投手の肘や肩は消耗品であり、100球を越えて投げれば大幅にその寿命を短くする。
にも関わらず、さらにその翌日の登板。
他の投手も、「160球投げた翌日は腕が重くて殆ど動かない」と言わしめるほどの大きな消耗があったにも関わらず、田中は投げた。あれで大幅に肘を消耗してしまったのは間違いないだろう。
ドラマチックではあったものの、あの二日間の投球は国内外から強い批判を浴びていた。
あの日本シリーズから8ヶ月、田中の肘の故障。
シーズン中、田中の力で優勝したとも言える楽天の星野監督は、「田中の強い希望を断れなかった」と言っていた。
星野監督は止めるべきだったが、情熱的な星野監督には止めきれなかったのだろう。
田中投手も、投げるべきではない事は分かっていたはずだった。
しかし、投げてしまった。
ある意味当然の結果とも言える肘の故障。
どの選択が正しかったとは言えないが、「ドラマ」の為に投手生命を危険に晒す必要があったのかは、改めて疑問が残る。
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ヤンキースファンの失望は計り知れない。
今まで全くそう言った気配が無かった為に、余計に周囲は驚いているようだ。
右肘の靱帯断裂と言うのは野球選手には非常に多い故障であり、昔は選手生命の終わりを意味していた故障であった。しかし、トミー・ジョン手術と呼ばれる移植手術の普及により、最悪でも手術を受ければ回復できるまでになっている。
田中の場合は早期発見が功を奏し、最短6週間で治療が可能なレベルということだ。
日本最速を誇る由規の関節唇損傷と比べれば、治療は容易で回復も確実だ。
早ければ8月末には復活しているかもしれない。
しかし、もし治りが遅かったり、思いの他重症だった場合にはどうなるのだろうか?
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野球選手の肘の故障といえば、今まで一番の引退の原因となっていた。
それがトミー・ジョン手術の技術が発達してきた事により、それほど重大なものではなくなってきた。
実のところ、有名選手の多くがこの手術の経験がある。
例えば、
松坂大輔、田澤純一、和田毅、館山昌平、吉見一起、藤井秀悟、桑田真澄など、数え出したらキリがない程だ。
毎年数十人のプロ野球選手がこの手術を受けている。
知っての通り、皆手術後も球界で活躍している選手ばかりだ。
館山投手に至っては、三度も手術を受けながら未だ現役を続けている。
しかし、足の靭帯を切除して肘に移植する手術は、当然ながら長いリハビリが必要となる。
治療と回復に半年、リハビリに半年から一年必要と言うこの手術。
もし田中が手術を受けるとなれば、復帰は再来年になる可能性が高い。
7年で150億の契約を田中との間にしたヤンキースとしては、30億近い損失だ。
お金の話が重要ではないにしろ、手術を受けずに済むのであればそれに越したことはない。
原因は移籍?それとも去年の日本シリーズ?
肘に負担のかかりやすい変化球投手に多いこの故障だが、メジャーリーグで田中は日本にいる時より変化球を多投する様になっていた。
もしかすると、それが原因なのかもしれないが、メジャーでは徹底した投球管理が行われ、日本にいる時と比べればそこまで肘に負担はかからなかったようにも思える。
もう一つ気になるのは、去年の日本シリーズだ。
覚えている人もいるかもしれないが、第6戦に田中は登板し、160球を投げてシーズン初の敗北を喫した。
勝てば優勝の試合を田中の敗北で落とした事実は、重く田中にのしかかり、翌日の最終戦。
何と最終回に登板すると言う大胆な行動にでた。
投手の肘や肩は消耗品であり、100球を越えて投げれば大幅にその寿命を短くする。
にも関わらず、さらにその翌日の登板。
他の投手も、「160球投げた翌日は腕が重くて殆ど動かない」と言わしめるほどの大きな消耗があったにも関わらず、田中は投げた。あれで大幅に肘を消耗してしまったのは間違いないだろう。
ドラマチックではあったものの、あの二日間の投球は国内外から強い批判を浴びていた。
あの日本シリーズから8ヶ月、田中の肘の故障。
シーズン中、田中の力で優勝したとも言える楽天の星野監督は、「田中の強い希望を断れなかった」と言っていた。
星野監督は止めるべきだったが、情熱的な星野監督には止めきれなかったのだろう。
田中投手も、投げるべきではない事は分かっていたはずだった。
しかし、投げてしまった。
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2014-07-11 11:57
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