どっちが本当の世界最大?ショクダイオオコンニャクとラフレシア [ニュース]
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腐臭のする巨大な花
ショクダイオオコンニャクは、インドネシアのスマトラ島で見られる巨大なコンニャク科の植物であるため、別名スマトラオオコンニャクとも呼ばれる。
世界最大の花として知られており、直径1mを優に超える花とその中心にある人の身長より高い苞が特徴的な植物だ。
ショクダイオオコンニャク
花と言っても実は7-8年に一度に咲かず、咲いても数日で花が散る。
そして、強烈な腐臭を放つ。
なんともレアな花と言えるが、正直遭遇したくない類の植物だ。
インドネシアでは、その臭いから死体花とも呼ばれているらしい。
ちなみに、コンニャクの花も臭い。
独特の形状と匂いで虫を中に入れ、数日して花が枯れるまで捕獲し、
タップリと花粉を付けてから開放するらしい。
数日で枯れるのもある意味納得だが、
なんというか、そう言う繁殖の仕方もあるのかと少し感心してしまう。
しかし、7-8年に一度の開花で、花粉を付けた虫が、同じく7-8年に一度しか開花していない花に飛び込んで行くだろうか?
虫が頭が悪いのはともかく、確率としてはかなり低そうだ。
花は同時期に咲くもので、且つ腐臭に寄って行く虫というのも似たような種類が揃っているとはいえ、
一体何年生きれば受粉できるのだろう?
ショクダイオオコンニャクが長生きしても、魔法使いにはなれないだろうに。
それはともかく、腐臭のする巨大な花といえば、ラフレシアを思い浮かべる。
ラフレシアも巨大な花で付臭がするが性質は大きく事なる。
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寄生植物ラフレシア
というのも、ラフレシアには根や光合成のための葉などが存在しない。
他の植物に寄生し、養分を奪って成長するのだ。
勝手に寄生して養分を奪われた挙句、糞尿の匂いを発生させられてはたまったものではない。
もし、家にそんな生き物を飼っていた確実に家から追い出すするべきだ。
その生き物が、家から追い出すと露頭に迷うのだとしても、その生き物のためにはなら無い。
脱線してしまったが、実は厳密に言えばラフレシアが世界最大だという意見が多い。
というのも、ショクダイオオコンニャクの花は厳密には花ではない。
大きく花弁の様な部分の内側に、多数の花弁のない小さな花と呼べるようなものがあり、厳密言えばそこが花になる。
ラフレシアは、構造的にはそれ一つで大きな花なので、ラフレシアが最大であると言う理屈である。
ラフレシア
では、ショクダイオオコンニャクは世界最大ではないのだろうか?
ひまわりとチューリップ、どちらが大きい?
普通はひまわりとチューリップを比べれば、ひまわりが大きいと答えるだろう。
しかし、先ほどの理屈で言えば、チューリップの方が大きいのだ。
なんだかそれでは納得行かないだろう。
生物学的な最大と、人間の生活における最大は違う。
何のためにそのサイズを測り、何のために比較するかによって基準は変わる。
例えば、
「花の構造を巨大化させることに、どんな生物学的な意味があるのか?」
と言う問いに対して、最大の花を考えるならラフレシアだろう。
一方、
「何故それほど大きな個体が必要なのだろうか?」
を考えるのであれば、ショクダイオオコンニャクでいいかもしれない。
しかし、それでも「一番大きな花は何?」と聞かれたら困ってしまいそうだ。
正直・・・どちらも花というには、ねえ?
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世界最大の花として知られており、直径1mを優に超える花とその中心にある人の身長より高い苞が特徴的な植物だ。
ショクダイオオコンニャク
花と言っても実は7-8年に一度に咲かず、咲いても数日で花が散る。
そして、強烈な腐臭を放つ。
なんともレアな花と言えるが、正直遭遇したくない類の植物だ。
インドネシアでは、その臭いから死体花とも呼ばれているらしい。
ちなみに、コンニャクの花も臭い。
独特の形状と匂いで虫を中に入れ、数日して花が枯れるまで捕獲し、
タップリと花粉を付けてから開放するらしい。
数日で枯れるのもある意味納得だが、
なんというか、そう言う繁殖の仕方もあるのかと少し感心してしまう。
しかし、7-8年に一度の開花で、花粉を付けた虫が、同じく7-8年に一度しか開花していない花に飛び込んで行くだろうか?
虫が頭が悪いのはともかく、確率としてはかなり低そうだ。
花は同時期に咲くもので、且つ腐臭に寄って行く虫というのも似たような種類が揃っているとはいえ、
一体何年生きれば受粉できるのだろう?
ショクダイオオコンニャクが長生きしても、魔法使いにはなれないだろうに。
それはともかく、腐臭のする巨大な花といえば、ラフレシアを思い浮かべる。
ラフレシアも巨大な花で付臭がするが性質は大きく事なる。
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寄生植物ラフレシア
というのも、ラフレシアには根や光合成のための葉などが存在しない。
他の植物に寄生し、養分を奪って成長するのだ。
勝手に寄生して養分を奪われた挙句、糞尿の匂いを発生させられてはたまったものではない。
もし、家にそんな生き物を飼っていた確実に家から追い出すするべきだ。
その生き物が、家から追い出すと露頭に迷うのだとしても、その生き物のためにはなら無い。
脱線してしまったが、実は厳密に言えばラフレシアが世界最大だという意見が多い。
というのも、ショクダイオオコンニャクの花は厳密には花ではない。
大きく花弁の様な部分の内側に、多数の花弁のない小さな花と呼べるようなものがあり、厳密言えばそこが花になる。
ラフレシアは、構造的にはそれ一つで大きな花なので、ラフレシアが最大であると言う理屈である。
ラフレシア
では、ショクダイオオコンニャクは世界最大ではないのだろうか?
ひまわりとチューリップ、どちらが大きい?
普通はひまわりとチューリップを比べれば、ひまわりが大きいと答えるだろう。
しかし、先ほどの理屈で言えば、チューリップの方が大きいのだ。
なんだかそれでは納得行かないだろう。
生物学的な最大と、人間の生活における最大は違う。
何のためにそのサイズを測り、何のために比較するかによって基準は変わる。
例えば、
「花の構造を巨大化させることに、どんな生物学的な意味があるのか?」
と言う問いに対して、最大の花を考えるならラフレシアだろう。
一方、
「何故それほど大きな個体が必要なのだろうか?」
を考えるのであれば、ショクダイオオコンニャクでいいかもしれない。
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