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ノーヒットノーランならず、完全試合も有り得たダルビッシュの悔しさ [スポーツ]



またしてもダルビッシュがノーヒットノーランを逃した。

去年の4月、9回2アウトでヒットを撃たれて完全試合を逃した試合が思い出されます。

実は今回も7回まで一人のランナーも出さない完全試合のピッチング。

ところがこの7回、ライトがフライを取り損ねるエラーで完全試合を逃します。

ダルビッシュも項垂れました。

このエラーは凡フライも凡フライ。いわゆる、ライトとセカンドどっちが取るか迷って落とした、みたいなエラーだったんですが、場合によってはヒット扱いなります。グラブに触れていないので。

そこは空気を読む審判。エラー扱いにしてくれました。

この打者の直後、フォアボールを出してピンチになりますが切り抜けます。

フォアボール出してるんだから、エラーじゃなくても完全試合は無いんじゃね?
と思うかもしれませんが、エラーの影響が無いわけ無いですよね。

そして、迎えた9回2アウト。

あと一人で、野茂英雄に続く二人目のメジャーリーグでノーヒットノーラン!

ライト前ヒット。

ノーヒットノーラン達成ならず。

動揺からさらに打たれるケースも多いため、メジャーではこういう場合はすぐに交代になります。
例によってダルビッシュは交代。次の投手が無事抑えてゲームセット。

あのダルビッシュが、二度も同じ失敗を繰り返す。


ダルビッシュは聡明で、何度も同じ失敗を繰り返す様なタイプではありません。

それでも、エラーの後にフォアボールを出したり、あと一歩の所で打たれたり、
精神の乱れがダイレクトに結果に出ています。


野球というのはメンタルスポーツです。

ミリメートル、ミリ秒で結果が変わる。
本人が意識的にコントロール出来ない部分で、全てが変わるスポーツ。

ダルビッシュであっても、完全試合やノーヒットノーランまであと一人となると、
平静を保つ事は出来ないんでしょうね。


試合の後のコメントでも、「悔しいです」ぐらいのコメントに留めていますが、
言葉では語りきれない悔しさだと思います。

実は私も学生時代に野球で投手をやっていました。
ノーヒットノーランはありませんでしたが、5回途中までノーヒットピッチングとかは稀にあります。
実際に出来ないだろうと思っていても、途中で打たれるとやっぱり悔しい。

それがメジャーで、あと一人で・・・どんな気持ちなんでしょう。
想像も付きませんが、私なら家に帰って枕の一つでも破壊しているかも知れません。

いつもクールに振舞っている、ダルビッシュが家でその悔しさをどのように晴らしているんでしょうか?

枕を買い替えていたら、要チェックです。


冗談はさておき、

今度こそ・・・三度目の正直で記録を残してほしいものです。

ダルビッシュは、名実共に、日本球界史残る名投手なんですから。




ダルビッシュ有はどこから来たのか

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  • 作者: 松下茂典
  • 出版社/メーカー: 潮出版社
  • 発売日: 2013/03/05
  • メディア: 単行本









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