ヘンテコ切手探しのススメ ~何がどうしたコンゴの切手業界~
おかしな取り合わせに鉢合うことがたまにある。
個々の単語は聞き慣れたものでも、隣り合って並んでいるのを見たことがないような取り合わせ。イチゴ大福など良い例で、今はすっかり馴染んだ感があっても、出始めの頃は奇異な言葉と写ったことだろう。
そんな出会いが最近降りかかってきた。「コンゴ」と「切手」がキーワードだ。
発端はAmazonのダイレクトメールだった。切手を収集する趣味はなかったのだけれど、ホビーストアの人気商品だの何だのをご紹介と謳ったダイレクトメールの中に笑顔を浮かべる金正日の画像が添付してあるのを見てしまったのが運の尽き。
画像の下には切手コレクションと書かれたリンク。報道ではついぞ見たことのない、まばゆいばかりに微笑む金正日の画像を前にして、よもや他にもこんなとんでもない切手が存在するのだろうかと無用な好奇心がはたらく。
そして辿ったリンクの先で、まさに期待以上のものを見た。
Amazonで売っている切手はほぼ全てマーケットプレイスからの出品だ。それも古い切手や外国の切手、使用済み切手数十枚セットなど、実用ではなくコレクター向けの商品ばかりが並んでいる。
次々とページを進めて、キノコの切手とマリリン・モンローの切手は世界中あちこちにあるのだなあ等と感心していると、次のようなものが目に入った。
説明には、「コンゴ切手『ジャン=バティスト・ラマルク/アルマジロ』」とある。
ラマルクとは18世紀から19世紀にかけて活躍した博物学者。
無脊椎動物の分類および、ダーウィン以前に進化論を唱えた学者として知られているが、調べてみても彼がアルマジロと何か関わりがあったという話は聞かない。
なぜラマルクなのか。なぜ彼が専門とした無脊椎動物でなくアルマジロと組み合わせたか。
Photoshopの練習で作ったかのようなレイアウトはただただ単調かつ意味不明で、噴出する疑問の手がかりを与えてはくれない。
こちらを見て冷笑しているようなアルマジロの絵のタッチが不気味ですらある。
コンゴ由来のこの手の切手は他にも、これと同じようなレイアウトの『JFK/鳥』や『シュヴァイツァー/野生動物(猿)』だとか、キノコと盆栽の絵を2枚ずつ使った4枚組の切手、果てはディズニーキャラをあしらった台紙なのに切手の絵はリアル調の恐竜などという、コンゴ切手業界の闇が伺えるようなものがいくつも見つかった。
自国と関連の薄い人物の肖像を切手にする例は他にいくつも見られるが、このように関連性のない2つのものを組み合わせる手法はコンゴ以外にはほとんど見られず、わずかにジブチの切手が少数見つかった程度であった。
同じアフリカの国ということがあって、両国の切手業界には暗いつながりがあるような気がしてならない。
いつの日か海外旅行へ行く機会があれば、郵便局を覗いてみるのも一興かもしれない。
小さな郵便局の、埃をかぶったその棚の中から何が飛び出してくるか。少しのスリルを味わう手軽な方法ではないだろうか。
個々の単語は聞き慣れたものでも、隣り合って並んでいるのを見たことがないような取り合わせ。イチゴ大福など良い例で、今はすっかり馴染んだ感があっても、出始めの頃は奇異な言葉と写ったことだろう。
そんな出会いが最近降りかかってきた。「コンゴ」と「切手」がキーワードだ。
発端はAmazonのダイレクトメールだった。切手を収集する趣味はなかったのだけれど、ホビーストアの人気商品だの何だのをご紹介と謳ったダイレクトメールの中に笑顔を浮かべる金正日の画像が添付してあるのを見てしまったのが運の尽き。
画像の下には切手コレクションと書かれたリンク。報道ではついぞ見たことのない、まばゆいばかりに微笑む金正日の画像を前にして、よもや他にもこんなとんでもない切手が存在するのだろうかと無用な好奇心がはたらく。
そして辿ったリンクの先で、まさに期待以上のものを見た。
Amazonで売っている切手はほぼ全てマーケットプレイスからの出品だ。それも古い切手や外国の切手、使用済み切手数十枚セットなど、実用ではなくコレクター向けの商品ばかりが並んでいる。
次々とページを進めて、キノコの切手とマリリン・モンローの切手は世界中あちこちにあるのだなあ等と感心していると、次のようなものが目に入った。
説明には、「コンゴ切手『ジャン=バティスト・ラマルク/アルマジロ』」とある。
ラマルクとは18世紀から19世紀にかけて活躍した博物学者。
無脊椎動物の分類および、ダーウィン以前に進化論を唱えた学者として知られているが、調べてみても彼がアルマジロと何か関わりがあったという話は聞かない。
なぜラマルクなのか。なぜ彼が専門とした無脊椎動物でなくアルマジロと組み合わせたか。
Photoshopの練習で作ったかのようなレイアウトはただただ単調かつ意味不明で、噴出する疑問の手がかりを与えてはくれない。
こちらを見て冷笑しているようなアルマジロの絵のタッチが不気味ですらある。
コンゴ由来のこの手の切手は他にも、これと同じようなレイアウトの『JFK/鳥』や『シュヴァイツァー/野生動物(猿)』だとか、キノコと盆栽の絵を2枚ずつ使った4枚組の切手、果てはディズニーキャラをあしらった台紙なのに切手の絵はリアル調の恐竜などという、コンゴ切手業界の闇が伺えるようなものがいくつも見つかった。
自国と関連の薄い人物の肖像を切手にする例は他にいくつも見られるが、このように関連性のない2つのものを組み合わせる手法はコンゴ以外にはほとんど見られず、わずかにジブチの切手が少数見つかった程度であった。
同じアフリカの国ということがあって、両国の切手業界には暗いつながりがあるような気がしてならない。
いつの日か海外旅行へ行く機会があれば、郵便局を覗いてみるのも一興かもしれない。
小さな郵便局の、埃をかぶったその棚の中から何が飛び出してくるか。少しのスリルを味わう手軽な方法ではないだろうか。
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