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遂にエボラが日本(羽田)上陸か!?エボラ検査に数日かかる現状と米国の新検出システム [ニュース]

エボラ出血熱のパンデミックが起こり、米国やフランス、スペインなど世界各地に広がりを見せているエボラウイルスが日本に持ち込まれた可能性がある。
10月27日、西アフリカで二ヶ月間の滞在歴がある日本人男性が羽田空港で発熱を訴え、隔離され検査を受けた。

しかし、結果が出るのはその翌日。
そう。空港で感染した疑いのある人物を見つけても、結果が出るのは翌日であり、感染者に接触した人間が更に遠くにウイルスを広げてしまったあとなのだ。

PCR法・現状の検査システム


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現在のエボラウイルスの検査は、採血後に血液中のウイルスをPCR法によって十分に増やしてから該当のウイルスが血液中に存在するかどうか確かめる非常に古いシステムだ。
PCR法と呼ばれる手法だが、汎用性が高く、エボラウイルス以外のウイルス検査でも有効だ。

しかし、この方法の欠点は十分な血液が必要なことと、血中のエボラウイルスを培養しなければいけない時間が必要で、それに伴う危険性と隣合わせだ。医療関係者の感染リスクが高いだけではなく、検査を受けている人物が感染者だった場合、既に感染が広がっている可能性が極めて高い。

エボラウイルスはほんの僅かなウイルス数でも感染が広がるため、患者が発熱を訴えて検査を受ける前に接触した人物に感染が広がってしまっている可能性は高い。
マスクと手洗いでかなりの予防はできるが、目などの粘膜から入る可能性も高く、完璧に防げるとは言えない。

今の検査方法では時間がかかりすぎるが、素早い検査方法は存在しないのだろうか?

米国では様々なシステムや検査キットが作られた



勿論、医療関係の研究機関もすぐに対策を講じている。

米国では、個人でも使えそうなレベルの検査キットが開発されているし、既にバイオファイア・ディフェンスという医療メーカーが提供する、生物テロ対策に使われる検査システムの導入を特例的に認めている。

これらの新しい検査キットや検査システムを使えば、最短15分から1時間程度でエボラウイルスの有無が検査できる。
まだ本格導入には至っていないが、有効性が確認されればすぐにでも導入が始まるだろう。

これが本格的に導入されるようになれば、感染リスクのある患者を全て隔離した状態で感染者の検査が出来る様になる。
今までの方法では、感染リスクのある患者を空港で全て隔離する事は不可能だった。もしやろうとすれば、丸一日以上問題のない乗客が足止めを食らうことになる。

三十分から一時間であれば、飛行機が遅れたと思えば、良くある遅延の一つなため乗客の隔離も問題なく行える。

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エボラ流行を防ぐ鍵は早期発見と隔離


エボラウイルスにはまだ有効な治療薬やワクチンが市場に出回っていない。

そのため、エボラウイルスの流行を防げるかどうかは、如何に感染者を素早く見つけて、感染した可能性のある患者を隔離するかにかかっている。隔離して問題がなければ、隔離を止め、問題があれば隔離する。

このプロセスが非常に重要で、患者や周囲の人間の理解と協力が不可欠だ。
まかり間違っても、検査や隔離が面倒だからと、虚偽の報告などはしてはいけない。


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