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高速鉄道国際会議でJR各社が新幹線とリニアを売り込む!米国、インド、シンガポール、マレーシアが名乗り [ニュース]

10月22日、日本で高速鉄道の国際会議が開かれた。
これは、高速鉄道の導入検討している国に向けて各国が自国の技術をアピールする場で、
日本ではJR各社と車両メーカーが新幹線やリニア新幹線の技術を世界に売りだした。

ライバルは中国やヨーロッパ


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高速鉄道の技術で世界的にリードしているのは日本とドイツ。
時速300kmを優に越える高速列車を安全に運行している数少ない国だ。

ヨーロッパでは他にはフランスなどが、ドイツに対抗して技術を高め、世界に売り込みを掛けていた。
アジアでは、中国がドイツや日本の技術をベースにした高速鉄道をアピールしており、その価格の安さが売りだ。

今まで日本は自国の新幹線を他国に輸出すると言う政策には消極的で、メーカーとの連携も採れずに契約を勝ち取れない状況が続いていた。実際、輸出に成功している高速鉄道の殆どがヨーロッパか台湾製で、日本の新幹線はほとんど導入されていない。

しかし、昨今の飛行機業界の低迷や航空燃料の高騰を受けて、世界各地で大規模な高速鉄道の導入が検討されるようになった。
そこで、日本も今までの体制を一新し、新幹線の売り込みを掛けるようになったのだ。

巨大な大地を持つ国の事情「米国、インド」


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米国は今までは飛行機での移動が主流だった。
巨大な大地を列車で繋ぐには整備が大変で、高速鉄道では採算が採れないと考えられていた。

しかし、飛行機業界の低迷が響き、東海岸の上から下を繋ぐ高速鉄道を作ろうと言う計画が持ち上がっている。
米国の経済力であれば、日本の高価なリニアや新幹線の導入も容易であり、有力が顧客と見られている。
リニア新幹線の建設をリードするJR東海は「日本より米国のリニア導入の方が早いかもしれない」と豪語した。
既に新幹線のある日本にリニアを繋ぐよりも、新幹線の無い米国にリニアを繋ぐほうが採算が取れる。
そして、米国の資金力であれば、山に巨大なトンネル掘る日本よりも建設を早く進める事が可能だ。

他にテキサス州のヒューストンとダラスを繋ぐ高速鉄道の建設計画もあり、米国は高速鉄道導入の上客となり得る。


一方、インドはかつての中国の様に経済発展の著しい国であり、さらに将来的には中国以上の人口になる国と目されている。
そんなインドでは、運送能力の低い飛行機より列車での移動が主流であり、そして巨大な国土をカバーする高速鉄道が必須となっている。
実のところ、既に日印合同での高速鉄道建設に向けて準備が着々と進んでいる。

マレーシア、シンガポールの事情


マレーシアは米国以上に飛行機業界の低迷が著しい。
マレーシア航空の悲劇は記憶に新しいが、既にマレーシア国内の航空業界は風前の灯火だ。
縦に長い国土を持つ国であるため、飛行機に次ぐ速度で移動できる高速鉄道の整備は必須だ。
日本以上に高温多湿な気候に対応出来るかが、新幹線導入の鍵になるだろう。


シンガポールでは、観光業の発展を促進するため、マレーシアなどと協力して東南アジア各国を結ぶ高速鉄道の促進を図っている。シンガポールを目指す観光客の多くが飛行機を使わざる得ず、シンガポール観光の足かせとなっている。
これを安価で速い高速鉄道で代替することができれば、シンガポールの観光業の躍進も期待できる。


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