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銃刀法改正で小学生(10歳)でもエアガンよりも強力な空気銃(実銃)が条件付きで扱える [ニュース]

2020年の東京五輪に向け各競技でのメダル獲得に向けて強化が進んでいるが、
その一環として銃刀法を改正し、ライフル射撃の選手強化が図られる。

基本的には18歳以上


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オリンピックのライフル射撃は実銃を使って行われる射撃競技だ。

基本的に火薬を使った装薬銃か圧縮空気を使った空気銃を使い、銃は戦争等に使われるものではなく、競技専用のものを使用する。
日本では、18歳以上であれば指定の講習を受け、許可証を取得し、比較的簡単に競技用エアライフルを所有する事が可能だ。
最初は空気銃である程度実績を積んでから、装薬銃を扱えるようになる。

しかし、オリンピックに出る諸外国の有力選手は幼少時代からライフル射撃の教育を受けており、
18歳になってから使用許可を受け、訓練しても、諸外国の選手たちに太刀打ち出来ない。

そのため、日本体育協会の推薦があれば、14歳以上であれば空気銃を扱えるとされてきた。
その年齡を更に引き下げるというのが今回の銃刀法改正だ。

空気銃はエアガンより遥かに強力


空気銃は銃刀法では実銃として扱われる。

空気を使うということで、許可が必要のない玩具としてのエアガン(エアソフトガン)と間違われやすいが、
空気銃は実銃として高い威力を持つエアライフルやエアピストルのことを指す。

エアガンでは鳩を殺すのも一苦労だが、空気銃の場合は鹿や人を殺傷する事も十分に可能なものが存在している。

装薬銃と違って音も小さく、実際に犯罪などに使われる事もあり、扱いに注意の必要な銃だ。

18歳未満は扱えるが管理はできない


そんな危険なものを、推薦があれば保有できるのかというと少し違う。

銃を保有・管理するのは基本的には18歳以上の指導員で、18歳未満の推薦を受けた低年齢選手は単に銃を使って練習が出来るというだけだ。
そもそも空気銃や実銃を扱えるのは射撃場か指定の狩猟場だけであり、オリンピックやライフル射撃の選手強化や競技人口の増加が目的であるのなら、銃を扱うには危険な低年齢層に保有させるよう必要はない。

10歳の小学生が人を殺せる競技銃を扱えるとは言っても、基本的には射撃場で指導員が見てる前だけ。
使い終わったら指導員に返して、指導員が厳重に保管する。

低年齢選手が装薬銃を扱う事は出来ないが、18歳になったらすぐに扱える様になるというのも大きい。
今までは18歳で空気銃を扱い始め、20歳を超えてからようやく装薬銃を扱えるようになると言う流れだった。

ライフル射撃は戦争の兵士の射撃とは違う。
静かで安定した射撃場で、落ち着いて的を狙って引き金を引くと言う競技。

そのため、訓練の量がモノを言う。
競技の種類(銃の種類や射撃距離が違う)も多く、戦略的にメダルを狙っていける競技の一つだ。

幼い頃からしっかりと訓練することで、東京五輪での開催国日本のメダル量産を期待したい。



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