SSブログ

抗毒素血清が有効!東京に猛毒のセアカゴケグモが繁殖開始、黒い体に赤い筋の小さな蜘蛛! [ニュース]

1995年に日本で大阪で確認されて以来、ジワジワと繁殖範囲を広げてきたセアカゴケグモ。
本来は日本には生息しない種だったが、オーストラリアから日本に入ってきてしまった。
死亡することは滅多に無いものの、体力の無い子供や高齢者などは注意が必要である。

セアカゴケグモの見分け方


スポンサーリンク by Google





セアカゴケグモはサイズ的には小さめの蜘蛛に分類される。
メスが1cm程度で、オスが5mmほど。

特に危険なのは体の大きなメス。
全身が黒光りしており、尻が一部赤くなっているのが特徴だ。

噛まれなければ毒は回らないので、確実に潰せるのであれば普通に手などで潰しても問題はない。
とは言え、殺虫剤で殺すかティッシュで潰すのが良いだろう。

一番危険なのは、殺さずに蜘蛛を外に逃がそうとした時か、存在に全く気づいていない時だ。

噛まれたらジワジワと痛みが広がってくるので、どの蜘蛛に噛まれたか分からない時は注意しよう。

seaka.jpg

症状と対策


自律神経や運動神経の働きを阻害する毒を持つセアカゴケグモに噛まれると、まずジワジワと強い痛みが広がってくる。
場合によってはこれが全身に広がり、神経の集中する首や背中などに鈍い痛みが広がってくる。

圧迫や冷却、鎮痛剤の効果も薄く、下手に触ると激痛が走ることがあるのでオススメできない。

大人であれば我慢して治るのを待つという手もあるが、場合によっては呼吸困難や発疹などが出て命に関わったり、生活に大きな支障が出ることもあるので、抗毒素血清を打つのが最善だ。

今までは東日本ではあまり見られなかったため血清の備蓄は主に関西地方が中心だが、以下の機関で血清が備蓄されている。

東京:国立感染症研究所 03-5285-1111
大阪:大阪府立総合医療センター 06-6692-1201
三重:三重県立総合医療センター 059-345-2321
沖縄:沖縄県立中部病院 098-973-4111

他にも自治体レベルで保管していたり、大病院で保管している事は十分考えられるので問い合わせてみるのが良いだろう。

セアカゴケグモは、ここ10年の間に生息範囲を大きく広げた毒グモであり、
全ての病院に血清が必ず用意してあるものではないということに気をつけたい。


スポンサーリンク by Google






【おすすめ記事リンク】

水蒸気爆発とは?御嶽山噴火は予測できなかったのか?

エボラ出血熱の恐怖、ウイルスの感染ルートや症状の原因、対策など

神の手を持つ赤ひげ先生、服部匡志

若原弘之、蝶採集にラオスで30年。養老孟司も感心。世界各地を巡って辿り着いた場所

佐世保女子高生殺人事件の犯人の父親が自殺!娘の凶行と父親の関連性は分からず仕舞い

キューバ人選手のセペダとグリエル、年俸一億円の価値とは?





nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。