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PL学園の野球部が廃部寸前?PL教団が監督に信仰心を要求し、部員募集を中止。何故? [スポーツ]

PL学園とは甲子園の常連校であり、7回も全国制覇を達成している日本トップクラスの強豪校。
OBには桑田真澄、清原和博、立浪和義、松井稼頭央、前田健太などそうそうたるメンバーが揃っている。

そんな名門中の名門が、来年の監督が決まらず、新人部員の受け入れを取りやめ、このまま何年も監督が決まらなければ廃部の可能性すら存在していると言う。

一体、PL学園野球部に何が起こっているのか?

きっかけは暴力事件から


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事の始まりは、2013年に発生した暴力事件だった。
2年生部員4人が一年生部員1人に殴る蹴るの暴力を加えて病院送りにしたのだ。

PL学園野球部には下級生が上級生の使用人の様に身の回りの世話をする「付き人」制度が存在し、下級生に練習服の洗濯などをさせていた。それが上級生と下級生に隔絶した立場の差を生み、いじめを助長させていた。

当時の監督であった河野有道氏は2001年の暴力事件の際の監督でもあり、事態を重く見たPL学園を運営するPL教団(パーフェクトリバティ教団)は河野氏退任後の新監督に、教団員である正井校長に据えた。適正な監督が決まるまでの一時的な措置だったが、新しい監督がなかなか決まらず、このままでは新人部員の指導にも影響が出るとして、新入部員の募集を停止したのだ。

PL教団は野球部の体質改善を要求


PL学園には多数の優秀なOBがいるが、教団側はOBが指導者となることを快く思っていない。

その理由に、OBの多くが野球部に多額の寄付をしながら教団に寄付をしない「不信心者」であると考えている事もあるらしいが、やはり一番ネックになっているのは、古い前時代的な体質の野球教育を受けてきたOBを信用出来ないというのがあるようだ。

PL教団は神道系の宗教団体であり、いじめや部員の差別的な扱いを決して容認してはいない。

PL教団に信仰心があるPL教団員が指導者であれば、いじめのような事件は決して起きなかったはずだという考えが根強いのだ。

今後OBを中心に新監督探しが進むだろうが、
PL教団側が信仰心のない「良い監督」で妥協するか、監督候補のOBが寄付をすることで信仰心を示すかして妥協しなければ、
数年後にはPL学園の野球部は無くなってしまうかもしれない。

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