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メタンハイドレートの埋蔵地域が更に広がる、資源大国日本が中国に狙われる? [ニュース]

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太平洋側だけでなく、日本海側にも


新たにメタンハイドレートが山形沖と島根県沖にも見つかった。
それも、日本で算出される雀の涙ほどの石油の比ではない。

四国付近の太平洋側も含めれば、日本列島の東と西に資源があるということになる。
全て合わせれば、優に天然ガスの有力産出国の一員となれるだけの量。

つまり、日本も米露と並ぶ、エネルギーを算出する先進国の側に立てるということ。


メタンハイドレートと言うのは凍った天然ガスのことで、存在自体はしばらく前から分かっていたものの、今まで採掘方法が確立されていなかった。

米国などで算出されているメタンハイドレートは地中から採掘されるタイプで、比較的簡単に採掘出来る。
しかし、海中のメタンハイドレードは採掘が非常に困難と言われており、今まで採算性の高い方法が存在しなかった。

やり方はあったものの、採掘コストがエネルギーの利益を越えてしまう様な状態で本末転倒だったのだ。

それが、日本が世界で初めて、採算性の高い方法で海中のメタンハイドレードの採掘に成功した。

それにより、既に太平洋側では本格的な商業生産の準備にとりかかっている。

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世界でもトップクラス


メタンハイドレートの効率的な算出が可能になり、日本海側で始まったメタンハイドレートの埋蔵確認も進めば、日本が世界有数のエネルギー産出国になることは間違いない。

しかし、気になるのは周辺国の反応だ。

尖閣諸島付近には、かなり大規模な天然ガスが眠っているとされる。

それが発覚した直後に、中国が尖閣諸島を自分のものだと言い始めたのは有名な話。

今まで発見されている大規模なメタンハイドレードの埋蔵地域は、日本近海であるため中国が自分のものだと主張することはないはずだ。

とは言え、エネルギーが紛争の原因になるのは、古今東西遥か昔から何も変わらない。

韓国はともかく、中国は既に有数のエネルギー産出国であり、
高度な技術が必要な海中のメタンハイドレードのために日本に攻撃を仕掛けるなどという事は考えにくいが、とにかく埋蔵量が多い。

日本だけで使えば、100年以上は天然ガスに困らない。

あくまで見つかっている分だけで、まだまだ新しい埋蔵地域が見つかるかもしれない。

場合によっては、また離島の付近で見つかり、領土紛争が勃発する可能性だってあり得る。

もし万が一、離島で紛争が起これば、次は本土。

それだけの理由にはなる。

資源が見つかればいい事ばかりというわけでもなさそうだ。



【青色が新しく見つかった場所。赤色が今までに見つかっている場所。】
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