サロモンカルー、オランダ代表監督も欲したフランスリーグの技巧派 [スポーツ]
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天性のシュートセンスとドリブル力
コートジボワール代表サルモン・カルー。フランスのLOSCリールに所属するフォワードの選手。
天性のFWで、高いシュート精度とヘディング精度を持っている。
ゴール前でボールを受けるポストプレーが多いが、ドリブルも上手く、
ペナルティエリアの外でボールを貰いながら内に切り込んで言ってゴールを決めると言うケースが多い。
代表戦では、コートジボワールにはドログバの様なパワープレーヤーがいるため、カルーはドログバをサポートする形になるだろう。
そして、フィジカルの強いドログバには、相手チームは二人近いDFを割かざるを得ず、
その分カルーはペナルティエリアの周りを自由に動ける様になる。
他の記事でも紹介しているが、
コートジボワールには、圧倒的なスピードとパス精度を持つジェルビーニョがおり、中盤からペナルティエリア周辺にボール回す要因には事欠かない。
さらに、世界トップクラスの司令塔との声もあるヤヤトゥーレが中盤を支配している。
DFに不安があると言われているコートジボワールだが、サルモンカルー、ドログバ、ジェルビーニョ、ヤヤトゥーレと中盤から前線までの戦力は圧倒的だ。
付け入る隙といえば、ヤヤトゥーレとドログバの怪我。
ドログバに至っては、ヨーロッパから離れトルコリーグでプレーしており、
36歳でこれが最後のW杯と言うこともあり、最盛期の勢いは既に無い。
ドログバがどこまで勢いを保持できるかは不明だが、
今後コートジボワールの攻撃陣を率いていくことになるのがサルモンカルーになることは間違いない。
ドログバに比べると知名度の低いカルーだが、選手としての成績は十分に世界でもトップクラスだ。
フランスリーグでの彼の成績を見て見よう。
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フランスリーグ選手2位の得点力
36試合中、16得点、6アシスト、MVP(MoM)は9回と脅威の成績だ。
16得点はフランスリーグ2位。MVP9回はフランスリーグで1位の成績。
名実共に、フランスリーグにおける最高のフォワードと言っても過言ではない。
ドログバの陰に隠れがちだが、
成績を見る限りでは既にサルモンカルーの方が今のドログバより上と言える。
そして、その彼の才能に早くから気づいていたのかつてのオランダの代表監督ファン・バステンだった。
オランダ代表監督が欲した才能
2005年。サルモンカルーが19歳の時、サルモンカルーはオランダに帰化してオランダ代表としてプレーしたいと申請を出していた。
オランダ代表監督のマルコ・ファン・バステン監督もこれに同調し、
政府にサルモンカルーのオランダ入りを強く要求していた。
国際大会で別の国の代表として一度でも出場経験がある場合は、
別の国籍を持っていてもその国のW杯の代表としてプレーする事はできないが、
まだその経験がなかったサルモンカルーの場合には別だ。
2005年の時点でオランダ国籍を取得できれば、2006のW杯でオランダ代表としてプレーする事ができる。
しかし、オランダのサッカー関係者の大きな支援があったにもかかわらず、
オランダ政府のリタ・ヴェルドンク大臣がそれを認めず、結局カルーは2006年にコートジボワール代表として出場している。
オランダのサッカー関係者がカルーの帰化を望んでいたのは、無論彼のサッカーの才能が欲しかったからだが、
何故、カルーはオランダへの帰化を望んでいたのだろうか?
カルーが帰化を望んだ理由
その理由には、同じプロサッカー選手であった彼の兄、ボナベントゥル・カルーが関わっていた。
実は、2000年のW杯で兄のボナベントゥル・カルーもコートジボワール代表として出場していたのだが、
代表チームは予選大会で敗退してしまった。
それに激怒した当時のロベール・ゲイ将軍が、代表選手らを監禁してしまったのだ。
直に選手の監禁は解け、2005年の時点では反体制派に将軍は殺されていたのだが、
内戦が終わったばかりで、
兄を監禁したコートジボワールの代表選手としてプレーすることに不安があったのだろう。
その兄もオランダでプレーした経験があり、当人も当時オランダリーグに所属していた。
彼の過去の記憶から、母国でプレーする事に懸念があり、
当時のオランダプレーに満足していたからこそ、オランダでの帰化を望んのだろう。
残念ながら、結果としてそれは果たせず。
現在もオランダの国籍は持っていない。
帰化騒動から9年。
コートジボワール代表としてプレーすることに、躊躇いが残っているかどうかは分からないが、
彼がコートジボワール代表の強力なFW陣の一人として、日本の脅威となることは間違いない。
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天性のFWで、高いシュート精度とヘディング精度を持っている。
ゴール前でボールを受けるポストプレーが多いが、ドリブルも上手く、
ペナルティエリアの外でボールを貰いながら内に切り込んで言ってゴールを決めると言うケースが多い。
代表戦では、コートジボワールにはドログバの様なパワープレーヤーがいるため、カルーはドログバをサポートする形になるだろう。
そして、フィジカルの強いドログバには、相手チームは二人近いDFを割かざるを得ず、
その分カルーはペナルティエリアの周りを自由に動ける様になる。
他の記事でも紹介しているが、
コートジボワールには、圧倒的なスピードとパス精度を持つジェルビーニョがおり、中盤からペナルティエリア周辺にボール回す要因には事欠かない。
さらに、世界トップクラスの司令塔との声もあるヤヤトゥーレが中盤を支配している。
DFに不安があると言われているコートジボワールだが、サルモンカルー、ドログバ、ジェルビーニョ、ヤヤトゥーレと中盤から前線までの戦力は圧倒的だ。
付け入る隙といえば、ヤヤトゥーレとドログバの怪我。
ドログバに至っては、ヨーロッパから離れトルコリーグでプレーしており、
36歳でこれが最後のW杯と言うこともあり、最盛期の勢いは既に無い。
ドログバがどこまで勢いを保持できるかは不明だが、
今後コートジボワールの攻撃陣を率いていくことになるのがサルモンカルーになることは間違いない。
ドログバに比べると知名度の低いカルーだが、選手としての成績は十分に世界でもトップクラスだ。
フランスリーグでの彼の成績を見て見よう。
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36試合中、16得点、6アシスト、MVP(MoM)は9回と脅威の成績だ。
16得点はフランスリーグ2位。MVP9回はフランスリーグで1位の成績。
名実共に、フランスリーグにおける最高のフォワードと言っても過言ではない。
ドログバの陰に隠れがちだが、
成績を見る限りでは既にサルモンカルーの方が今のドログバより上と言える。
そして、その彼の才能に早くから気づいていたのかつてのオランダの代表監督ファン・バステンだった。
オランダ代表監督が欲した才能
2005年。サルモンカルーが19歳の時、サルモンカルーはオランダに帰化してオランダ代表としてプレーしたいと申請を出していた。
オランダ代表監督のマルコ・ファン・バステン監督もこれに同調し、
政府にサルモンカルーのオランダ入りを強く要求していた。
国際大会で別の国の代表として一度でも出場経験がある場合は、
別の国籍を持っていてもその国のW杯の代表としてプレーする事はできないが、
まだその経験がなかったサルモンカルーの場合には別だ。
2005年の時点でオランダ国籍を取得できれば、2006のW杯でオランダ代表としてプレーする事ができる。
しかし、オランダのサッカー関係者の大きな支援があったにもかかわらず、
オランダ政府のリタ・ヴェルドンク大臣がそれを認めず、結局カルーは2006年にコートジボワール代表として出場している。
オランダのサッカー関係者がカルーの帰化を望んでいたのは、無論彼のサッカーの才能が欲しかったからだが、
何故、カルーはオランダへの帰化を望んでいたのだろうか?
カルーが帰化を望んだ理由
その理由には、同じプロサッカー選手であった彼の兄、ボナベントゥル・カルーが関わっていた。
実は、2000年のW杯で兄のボナベントゥル・カルーもコートジボワール代表として出場していたのだが、
代表チームは予選大会で敗退してしまった。
それに激怒した当時のロベール・ゲイ将軍が、代表選手らを監禁してしまったのだ。
直に選手の監禁は解け、2005年の時点では反体制派に将軍は殺されていたのだが、
内戦が終わったばかりで、
兄を監禁したコートジボワールの代表選手としてプレーすることに不安があったのだろう。
その兄もオランダでプレーした経験があり、当人も当時オランダリーグに所属していた。
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当時のオランダプレーに満足していたからこそ、オランダでの帰化を望んのだろう。
残念ながら、結果としてそれは果たせず。
現在もオランダの国籍は持っていない。
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