コートジボワール代表ジェルビーニョ、ローマでの成績とプレースタイル

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スピードとドリブル力、ドログバとの相性

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ジェルビーニョはセリエAのASローマに所属する、コートジボワール代表選手。

ポジションは主にフォワードだが、彼の武器であるスピードを活かすためにややサイド寄りのポジションに付くことが多い。

ジェルビーニョには、スピードや意外性のある飛び出しはあっても、空中戦やフィジカルで勝負していくタイプではないので、ワントップやセンターフォワードとしてプレーすることはない。

しかし、これは同じコートジボワール代表のドログバとは対象的なプレースタイルとも言える。
そのため、ドログバとジェルビーニョが組み合わさると変幻自在な攻撃方法が生まれる。

事実、先日のエル・サルバドル戦でこの二人が見事なコンビネーションを見せている。

ドログバが敵DFに包囲されれば、ジェルビーニョが抜けだしてパスを受け、GKを躱してシュート。
逆に、サイドにジェルビーニョがドリブルで抜けてきた際にはドログバがゴール前で貰ってシュート。

二人で１ゴール１アシストの大活躍をしている。

高い攻撃力を持つコートジボワールだが、
忘れてはいけないのが、ヤヤトゥーレ（過去記事参照）の存在だ。

怪我の影響を心配してか、エル・サルバドル戦では出場が無かったものの、世界最高クラスのMFであり司令塔。

プレミアリーグのマンチェスター・シティをユナイテッドに勝つまでの最強チームに引っ張り上げた立役者。

彼の圧倒的なドリブル力とパス精度が加われば、
中盤のヤヤトゥーレから、前線のドログバとジェルビーニョへのパスが繋がることになり、とんでもなく恐ろしい脅威になる。

ジェルビーニョはまだ２７歳と若いため、ドログバやヤヤトゥーレに比べると知名度は低い。

しかし、スタットから見る彼のセリエＡでの成績は間違いなく彼が世界トップクラスの選手である事を示している。

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セリエＡトップのアシスト数

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セリエＡの最近の成績では、
30試合中、ゴール９本、アシスト１０本、パス成功率85%。

知名度は及ばないものの、新聞や雑誌のレーティングを見ると、
リカルドやトッティと同レベルの選手だと考えられているようだ。

恐ろしいのは、前線へ単独でボールを持っていってシュートを撃てる精度とスピードがありながら、
ゴール前で待つポストプレーヤーに瞬時にパスを出せるスキル。

このジェルビーニョの突破力に、ドログバの決定力。

そこに、ヤヤトゥーレが加われば、日本にとって相当な脅威になることは間違いない。
ヤヤトゥーレの怪我は決して良くないものの、試合が出来ないレベルではない。

日本戦で負けるわけには行かない以上、必ず出てくるはず。

ヤヤトゥーレとドログバだけに気を取られていると、ジェルビーニョに足元を掬われるかもしれない。

ジェルビーニョは間違いなく、コートジボワールにおける要注意選手の一人だ。

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