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コートジボワール代表ヤヤトゥーレ、プレミアリーグで脅威の成績!高いパス精度! [スポーツ]

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3年連続でアフリカの最優秀選手


ヤヤ・トゥーレ(ヤヤ・トーレ)選手は、アフリカのコートジボワール出身のサッカー選手。
W杯(ワールド・カップ)のグループリーグで日本が対戦するコートジボワール代表の司令塔です。

ポジションはMFで、代表ではトップ下でプレイすることもあるが、クラブでは主にDFやCFと言った中盤の要として全体を繋ぐプレーをすることが多い。
シュート精度、パス精度、ドリブル精度、フィジカルも高く頭も良い、万能型のプレーヤー。

2010年からマンチェスター・シティFCに所属し、同年はFAカップでチームを優勝に導く。
さらに、2011年はチームをプレミアリーグ(イングランドのサッカーリーグ)優勝、翌年2012年は準優勝、2013年に再び優勝に導いた圧倒的な司令塔と言えます。

同じリーグに赤い悪魔と呼ばれ有名なマンチェスター・ユナイテッドFCが存在するがそれは別のチーム。

マンチェスター・シティは、ヤヤトゥーレが来るまでは地元密着型の普通のチームでした。
実際、長年イングランドの二部リーグに所属し、プレミア(一部リーグ)に上がってからも、良くて5位と低迷が続いていました。

ところが、彼を中心にしてチームを作り上げた直後、チームが変わります。

圧倒的な王者とまで言われていたマンチェスター・ユナイテッドと互角以上に戦えるチームになったのです。
結果、44年ぶりのプレミアリーグ優勝を達成し、チームの要とも呼べる存在になりした。

身体能力が高く、世界でプレーする選手の多いアフリカの選手は多く、
ヤヤの兄であるコロ・トゥーレはリヴァプールに、弟のイブラヒム・トゥーレはレバノンでプレーしているサッカー天才兄弟。

しかしヤヤトゥーレはその中でも別格で、
2011年、2012、2013年と三年連続でアフリカ年間最優秀選手賞を受賞しているほどです。

一人でチームを変えられる能力を持つ選手は本当に数少ないですが、

彼の何がそれほどまでに優れているのでしょうか?

世界トップクラスのレベルを持つ、イングランドのプレミアリーグでプレーしてきた彼の成績からその片鱗を確かめて見ようと思います。

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脅威のパス精度とシュート精度


ヤヤトゥーレが誰よりも秀でていると断言できるのはパス精度。
パス精度が90%を超える選手は、数百人いるプレミア選手の内僅かに十数人。

通常、パス精度が高くなる選手というのはD(ディフェンダー)か、中盤後ろよりを守るDMF(ディフェンシブミッドフィルダー)に限られます。

なぜなら、彼らは自陣でボールを持つため、パスを絶対に敵に奪われるわけにはいかず、高い精度のパスと安全なパスが必要になります。安全なパス回しを頻繁に行うため、パス精度は必然的に上がるのです。

ヤヤトゥーレもDMFとして分類されるポジションですが、プレースタイルは別次元。

まず、攻撃参加が多く、DMFにしてはかなり敵陣深くでボールを扱います。
事実、パス精度の高い選手の中で、彼ほどアシストとシュートを成功させている選手は一人もいません。

ゴール数20本はリーグ3位、アシスト数もリーグ5位。

一試合に必ずと言って良いほどゴールに絡む選手が、これほどまでに高いパス精度を誇っているということは異様とも言えます。

敵の多い地域でパスをすれば、高い確率でパスを奪われる。
そのため、ゴールやアシストの多い選手ほどパス精度が低くなる。

実際、ゴールランキング上位の選手の殆どがパス精度80%未満であり、ランキング3位のヤヤトゥーレが如何にパスが上手いか、見極めが上手いかというのがわかります。

そして、圧倒的なシュート精度。

中盤後ろよりの選手ですので、ゴール前まで近づくことは滅多にありません。

にもかかわらず、これだけゴール数が多い理由はロングシュートの精度にあります。

ほぼ確実に枠内を捉え、成功率も30%以上。

フリーキックも多くの場合彼が蹴ります。

彼がボールを持ったら、高確率でパスが前に届き、高確率でシュートが入る。

戦局が変わるのも頷けます。


そんなヤヤトゥーレですが、決して完璧超人と言う訳でもありません。

怪我したり、拗ねてみたり


4月13日のプレミアリーグ、リヴァプール戦で右脚を負傷。
一時は、長期離脱かと思われたが2週間で復帰しました。

とは言え調子は万全とはいえず、勝敗が決したと思われる時点で途中交代させられています。

先日も治療でチームを離れ、一人遅れて代表に合流すると言う所も見られています。


さらに、メンタル面での不安も無くはないのです。

彼の誕生日は1983年5月13日、そう5月13日といえば先月です。

ところが、マンチェスター・シティの面々は誰一人として彼の誕生日を祝わなかったらしい。

単におめでとうの挨拶に来なかったと言う話なのだが、文化的な違いもあるのか、
それにショックを受けた彼は、マンチェスター・シティからの移籍も検討していると報道されました。

そこで、近年調子を挙げているフランスの強豪チーム「パリ・サンジェルマン(SPG)」が関心を示すと、
「これだけのクラブの一員になれたら名誉なことだ」と好感を示したとのこと。

実際に移籍するつもりは無いという彼ですが、
チームに良いイメージを持っていない事は明らかです。

彼ほどの選手が、それが試合のメンタル影響するとも思えませんが、
怪我と誕生日ショックでプレーに乱れが出れば、日本にも付け入る隙があるかもしれません。

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ワールド・カップでは?


代表戦ではトップ下でプレーすると言うヤヤトゥーレ、戦局を左右する選手であることは間違いありません。

逆に、彼を封殺すれば戦局が変わるということもあり得ます。

「ドログバ」や「サロモン・カルー」、「ラシナ・トラオレ」と強力な攻撃陣を要し、
アフリカ最強のエレファンツの異名を取るコートジボワールですが、
前線に繋ぐヤヤ・トゥーレを如何に攻略するかが、グループリーグ戦での勝利の鍵を握っているでしょう。

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