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姦通罪、台湾や韓国の法にも残る・・・イスラム圏では名誉殺人 [ニュース]

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恋愛結婚で殺された女性


5月27日、パキスタンのラホールで一人の女性、しかも妊婦が殺された。
彼女の名前は、ファルザナ・イクバル(旧姓パルビーン)。

殺された理由は、ムハンマド・イクバルサンと恋愛結婚したから。
そして、殺したのは彼女の親を含めた親族20名である。

イスラムでは娘の結婚相手は親が決める、
それに反して彼女は自分が好きになった相手と結婚した。

それが許されなかった。

殺された場所は裁判所の前。
実は、彼女の夫ムハンマドさんが彼女を誘拐したのだと、彼女の両親が裁判所に訴えたのだ。
それが間違いであると証言するために裁判所に向かう途中だった。

夫が妻を誘拐したと妻の両親が訴えて、無実を証言しようとした妻が両親に殺された。

正直何を言っているのか意味が分からないほとだ。

しかし、事実起こり、警察は見てみぬフリをした。
なぜなら、「女性の婚前交渉や婚外交渉は家族の名誉を穢すため、名誉を守るために殺人が許されている」からだ。信じられないことに、これには強姦も含まれる。

つまり、どんな理由があろうと夫以外の男と性行為をしたら殺されても良いというのだ。

この場合、彼女の夫は家族にとっては夫ではなかったため、婚前交渉だったと解釈されるのだろう。
恐ろしい。

しかし、これは民族的な慣習・イスラムの戒律に基づく行為であり、パキスタンの場合には法律で禁止されている行為だ。

ところが、法律で禁止されているからと名誉の殺人を止めた場合、それこそが彼らの名誉を穢し、神をも冒涜する行為だというのだ。そうなれば、反政府運動にも繋がりかねない。

非イスラム圏などへの面目あるため、法律で禁止していることになっている、もしくは時間とともに少しずつ修正していくつもりなのだろう。

しかし・・・これはイスラム圏だけに言える問題ではない

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日本でもかつては名誉殺人は合法だった


さすがに、殺人が合法的に許可されているわけではないが、刑事罰が課せられる国は多い。
つまり、姦淫・・・夫以外との性交渉は犯罪であるという規定されているということだ。

隣国では韓国と台湾が、違法とされている。
とは言え、2年以下の懲役程度の重罪とはいえないものだ。

日本も戦前までは姦通罪が存在し、江戸時代には密懐法として「殺人が合法」だった。
特に、婚前交渉に関しては重く、親の権利を侵害したとして、親は娘を殺すことが許された。

「娘は親のものであるから、娘の判断で自身の身体を穢すのは親を冒涜するのと同じである」

ということになる。

さらに、夫が妻を寝取られた場合にも、同様に寝取った男を「姦通の現場で」殺すことが許されていた。

つまり、自分の妻が間男と行為の最中に現場に押し入り、その場で刀で刺し殺すのだ。

かなり壮絶である。


少なくとも今の日本や先進国では、こう言った行為が犯罪となることはない。

倫理的に問題がある行為である事は間違いないが、犯罪とは規定されていない。
そのため、慰謝料などを請求する事はできても、裁くことは出来ないのだ。


裁くべきかどうかの議論は横に置いておいて、

死刑の存在そのものが議論されている中、

これによって「人の命を奪う」という一線を超えるのは明らかにやり過ぎなのではないだろうか?

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