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【片山被告】裏切られた弁護人がかっこ良すぎる [ニュース]

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片山被告の全面告白、弁護人「劇的な展開…」

片山 祐輔被告はPC遠隔操作ウイルスを使って、他人のPCを操作、掲示板などに虚偽の脅迫書き込みを行ったとされる人物だ。この弁護を担当している人物が凄い。

片山被告というのは、猫の首輪にメッセージをつけたり、警察を挑発するようなメールを報道機関に送ったこともあり、一時期非常に話題になっていた。Torなどを駆使して、非常に巧妙にネット上での足跡を隠蔽しており、警察が逮捕した際も証拠が不十分だとして報道機関やネット上で批判されている。

実際、逮捕後の裁判でもずっと冤罪を主張しており、検察側の対応や弁護人次第では無罪も有り得た様な状況だった。



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しかし、20日。片山被告は全面的に容疑を認める供述を法廷で行った。
警察の事情聴取や尋問で自白したならまだしも、裁判中に、法廷で供述した事は覆らない。
有罪が確定したと言っても過言ではない。

そして、ずっと無罪を主張し、そのために戦ってきた弁護士からしてみれば裏切られたも同然だった。
誰だって、被告に裏切られたと思うだろう。

しかし、それを受けた弁護人の話が凄い。
「裏切られたとか、否定的な感情は湧かなかった」
弁護を辞めても良いと言われて、「私は見放さない」と語り、
「罪を認めたならば、それを基に弁護するのが仕事。被告を非難するようでは、弁護士の資格はない」


かっこ良すぎる。

一体この人物は何者なのか?

実はこの弁護人、佐藤博史と言う方は凄腕の弁護士だ。

早稲田大学院で客員教授も務めるこの人物だが、
足利事件で冤罪で服役していた菅家氏を釈放に導き、横浜事件と呼ばれる言論弾圧事件で獄死、服役していた人々の名誉を回復するのにも一役買っている。

足利事件では、自宅に免罪被害者を寝泊まりさせる様なこともしており、かなり熱い人物であることは分かる。

きっと、どんな被告人に対しても、親身に接する弁護士の鏡の様な人物なのだろう。

自身のモットーに「人事を尽くして天命を待つ」というのがあるが、弁護士と言う立場から見れば、
人事というのは裁判のことで、天命というは判決のことかもしれない。
彼にとっては、弁護士が天職なのかもしれない。

もし、彼に弁護して欲しいと言う人がいれば、新東京総合法律事務所に電話してみるといいかもしれない。
彼はそこの代表をしている。

以下、彼の著書を紹介する。

刑事弁護の技術と倫理―刑事弁護の心・技・体

刑事弁護の技術と倫理―刑事弁護の心・技・体

  • 作者: 佐藤 博史
  • 出版社/メーカー: 有斐閣
  • 発売日: 2007/05/19
  • メディア: 単行本




訊問の罠  ――足利事件の真実 (角川oneテーマ21)

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  • 作者: 菅家 利和
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2009/08/27
  • メディア: 新書





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