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ベトナムの次はフィリピンで反中の兆し、対する中国は不沈空母の建設 [ニュース]

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昨日の記事でも書きましたが、ベトナムは相当盛り上がっています。

現地の中国人は「中国語を絶対に話すな」と言われ、自宅から出ないように警告されていて、タイミングを見計らって帰国しようとしているそうです。

そうですね。反日抗議の中国での日本人と同じことがベトナムで起こっています。


そして、ベトナムで始まった反中の火は、フィリピンにも燃え移ろうとしている。

ここに二つの写真があります。

13年2月のジョンソン南礁の写真
AS20140515005379_commL.jpg

14年2月のジョンソン南礁の写真
AS20140515005380_commL.jpg

これは、現在中国とベトナムとフィリピンの三国で権利を主張しているジョンソン南礁の写真だ。
上が、去年2月の写真。下が今年の2月の写真。

謎の白いエリアが広がっているが、どうやら滑走路建設のための埋め立て作業中ということ。

これを公開したのはフィリピンだが、今年の2月に撮った写真を今(5月15日)公開した。

火をつける気満々である。




ジョンソン南礁が中国領土の近くとか、島の近くならまだ良かった。

いや、厳密には島・・・というか、領土の近くではある。

見てみるとわかるが、この辺は浅瀬なのだ。
そして、礁という名が示す通り、この地域は岩礁地帯で、岩の一部が海の上に出ている。

岩?いや、岩じゃなくて島だ。というのが、中国とベトナムの主張で、「領土」であるとしている。
(ちなみにフィリピンはEEZ、排他的経済水域を主張しているのあくまで海と言う認識のようだ)

実は一枚目の写真の様な施設は、中国の言う「島」の上に建てられた建造物。

日本の島である沖ノ鳥島も、やたら全力で「島」の一部を保護しようとしているが、これは酷い。
完全に建造物である。


話は戻るが、この建設中の滑走路の位置・・・南沙諸島(スプラトリー諸島)のど真ん中なのである。
ちなみに、この南沙諸島で、まともな島はベトナムとフィリピンが抑えている。

この南沙諸島に滑走路を持っているのは、ベトナム・フィリピン・台湾・マレーシア。

そう、中国だけが南沙諸島に滑走路を持っていないのである。

島に作る滑走路は空軍基地でいいが、海の上に滑走路があるのだから空母みたいなものだ。

不沈空母。

今、ボロボロの空母遼寧を運用し始めたが、いまいち頼りない。
完成すれば、南沙諸島で本格的に軍事活動を始めるだろう。


その前に、当然他国が動く。
フィリピンが最初の一手を打った。

南シナ海の情勢は、ベトナムでの艦船衝突、フィリピン海軍の漁船拿捕を皮切りに、動き始めている。

まさか戦争は起こらないと思っているかも知れないが、
この滑走路が造られている場所は、1988年にベトナム海軍と中国海軍が戦い、
100人近いベトナム海兵を殺傷して手に入れた場所。

この時、中国海軍は一部海域を掌握して撤退したが、
撤退した理由は、空軍の制空圏外だったから。

この滑走路ができたら、中国海軍はもう撤退しないだろう。


多かれ少なかれ、軍事活動が始まるのは間違いない。

その時、日本はどうするのだろうか?







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