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ハズレ馬券が経費になるということは、博打で生計を立てられる? [ニュース]

配当29億円無申告、2審も外れ馬券を経費認定
読売新聞

とある人が独自の手法で馬券を買って、当たり馬券は全部で30億前後。
ところが、当たり馬券以外のハズレ馬券で29億円近く使っているらしい。
収支は1億円強。

うはっ、年収一億円だぜ、やったね!億万長者の仲間入りだっ!

と、思いきや。税務署から5億円の脱税疑惑を突きつけられる。

というのも、30億の当たり馬券全てが30億円分の収入とみなされるかららしい。

当然不服を申し立てる彼。
実はこの人、既にハズレ馬券を経費とみなして、1億円の収入に対する納税は済ませていた。

そんで、法廷で戦うことになり、一審は勝訴。二審も勝訴で、ハズレ馬券も経費と認められる方向に。


まあ、普通に考えて、そうじゃないと困るんだけどね。
この人の場合は極端だけど、博打で10万つぎ込んで、11万勝つなんてよくあること。
そこで、差額の1万だけじゃなくて11万だけに課税されたら収支はマイナス。
博打で収益をあげるなら、納税分も稼がないといけない計算に・・・となれば、博打で生計を立てるなんてとてもじゃないけど出来ませんよね。
遊びでやってる程度の額なら、納税義務が発生しないので関係無いかもしれません

そもそも、博打で生計を立てると言う方向性が間違っているという議論もありますが、
それを話すとまた長くなってしまいそうなので割愛。

億単位で投資するのはリスクですが、百万単位で投資している方はいそうです。
そう言う方にとっても朗報ですね。

100万買って、105万当たったからって・・・札束持って税務署に行く必要は無さそうですよ。







タグ:馬券 経費 生計
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